圧倒的なイチロー人気証明!? 直筆サイン入り肖像画が約206万円で落札!
球団がテレビ局とオークション開催、落札者は大興奮でしどろもどろ「一生拝み続けるよ!」
本拠地でカブス戦が行われた23日(日本時間24日)、マーリンズは地元テレビ局の「FOXスポーツ・フロリダ」とタッグを組み、第11回ファンタジーオークションを開催した。数々のファン垂涎のアイテムに加え、今回はイチローの直筆サイン入り肖像画が出品され、なんと2万100ドル(約206万円)の超高値で落札された。
落札したのは「Gator」と名乗るイチローの熱狂的ファン。画家ジョセフ・ゴームリー氏の描いたイチローの肖像画には、本人が「51 イチロー」とカタカナで直筆サインを入れていた。
「Gator」は、この肖像画に加え、イチローと写真が撮れる権利、マーリンズパークでの打撃練習見学パス4枚、マーリンズ本拠地での試合チケット4枚がセットになったアイテムを落札し、「今の気持ちなんて言い表せないよ! あぁ、これがほしかったんだ。家に飾るのが待ちきれない。一生拝み続けるよ!」と、大興奮のあまり、途中しどろもどろになりながら、テレビのインタビューに答えた。
2番目に高値だったアイテムは、カリブ海3泊4日の旅(2人分)で5300ドル(約55万円)。イチロー肖像画の落札額は、その約3.8倍に相当する。その他にも、マーリンズのピッツバーグ遠征ツアー(4泊5日)2人分(5100ドル=約53万円)、マーリンズパークで野球の試合をする権利(4800ドル=約49万円)などに高値がついたが、それでもイチロー肖像画の落札額は群を抜いた。
今回のオークションによる収益は、すべてマーリンズ基金を通じて教育関連の慈善団体に寄付される。メジャー通算3000安打達成を射程内に入れたイチローの地元での圧倒的人気を証明する事態となり、オークションの収益にも大きな弾みがついたようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count