青木宣親、メジャー初の3A降格も「驚きはなかった」

対左腕打率は.177と極度不振「対左腕の打撃に改善の余地がある」と指揮官

 記事によると、サービス監督は今回の降格について「投手の事情もあるが、青木のパフォーマンスも例年並みではなかった」と説明。特に「対左腕の打撃に改善の余地がある」と課題について言及したそうだ。「レギュラーで出場するためには右腕と同じように左腕にも対応してほしい。(中略)復調に時間を費やせるチャンス。投手陣が立ち直ったら、呼び戻すことができる」と、短期でのメジャー復帰を示唆したという。

 青木はこれまで左腕を得意とする傾向があり、通算打率は.304と高かったが、今季は.177と奮わず。今回の降格について「できるだけ早くメジャー復帰してチームに貢献できるようにしたい。まだシーズンは長い。後半戦はチームの役に立てるようになりたい」と話したと伝えている。

 メジャー登録25人枠からは外れるが、メジャー出場に必要な条件となる40人枠にはとどまる。故障者が発生しない限り、10日間は昇格できない決まりで、最短なら7月4日から復帰可能となる。マイナーで自分の打撃を取り戻し、メジャーでハツラツとプレーする青木の姿を1日でも早く見られるように願いたい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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