「最高の折り返し」― 四国IL選抜、北米遠征前半アメリカラウンド総括

アメリカラウンド10試合のほとんどが接戦に

 四国アイランドリーグ plus 選抜チームの北米遠征は、前半予定されていたアメリカラウンドの10試合を終えた。最初の4連戦となったサセックス・カウンティ・マイナーズ(ニュージャージー州)戦(6月9~12日)を2勝2敗。続いて現在首位を走るニュージャージー・ジャッカルズとの3連戦(13~15日)を1勝2敗。そして昨年、4連敗とまったく歯が立たなかったロックランド・ボールダーズ(ニューヨーク州)との3連戦に2勝1敗と勝ち越した。この結果、10試合を終えての成績は、5勝5敗の勝率5割で前半を折り返したことになる。

「アメリカラウンド試合結果」(6月9~19日)

9日〇7-1 サセックス・カウンティ・マイナーズ
10日〇4-1 サセックス・カウンティ・マイナーズ
11日●4-5 サセックス・カウンティ・マイナーズ(延長12回)
12日●3-4 サセックス・カウンティ・マイナーズ(9回サヨナラ)
14日〇6-4 ニュージャージー・ジャッカルズ(延長11回)
15日●5-6 ニュージャージー・ジャッカルズ(延長10回)
16日●3-5 ニュージャージー・ジャッカルズ
17日●2-7 ロックランド・ボールダーズ
18日〇9-8 ロックランド・ボールダーズ
19日〇5-4 ロックランド・ボールダーズ(延長10回)

 10試合のほとんどが接戦である。延長戦にもつれ込んだ試合が4試合、最終回でのサヨナラ負けが1試合ある。大きく差をつけられたのは、2-7と5点差をつけられて敗れた第8戦、ロックランド・ボールダーズとの初戦くらいである。また11回から無死二塁からスタートという「タイブレーク方式」を二度経験している。想像以上に駆け引きが難しく、また常に先攻で戦わなければならないという一見不利とも思える状況のなか、1勝1敗で終えている。

 今年のチームの戦いぶりを中島輝士監督(徳島IS)も高く評価する。

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