ダルビッシュがブルペンで30球 球宴前にも戦列復帰か?
DL入り後初のブルペン投球、変化球も交えて順調な様子
右肩の違和感で故障者リスト(DL)入りしているレンジャーズのダルビッシュ有投手が、26日(日本時間27日)にブルペンでの投球練習を再開した。球団公式サイトが伝えている。ブルペン投球を行ったダルビッシュは、変化球を交えながら30球を投げたという。記事では「特に違和感を覚えている様子はなかった」と伝え、順調な回復ぶりをうかがわせた。
5月28日(同29日)パイレーツ戦で右ひじ靱帯再建手術から復帰したばかりだったが、復帰後3戦目の8日(同9日)アストロズ戦で右肩の違和感を訴えて5回で降板。数日様子を見たが、13日(同14日)に大事をとってDL入りしていた。9日(同10日)にさかのぼってDL入りしたため、最短ならば24日(同25日)には復帰できる予定だった。
記事によると、DL入り後のダルビッシュは普段通りのキャッチボールに加え、平地で約37メートルの距離を投げる練習をしていたという。ブロケイル投手コーチは「マイナーでのリハビリ登板は必ずしも必要ではない」と考えているそうで、ブルペン投球練習後の体の反応がよければ、シート打撃登板など次のステップに進むようだ。また「レンジャーズは彼が球宴休み前に戦列に戻ることを期待している」という球団サイドの意向も紹介。順調ならば、近日中にもダルビッシュの戦列再復帰が見られそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count