元阪神マートンの今 地元紙に明かした、“阪神愛”とメジャー復帰への想い
阪神では「ファンもコミュニティーも、僕と家族に本当に良くしてくれた」
記事では、日本行きを決め、結果的に阪神で6年間プレーしたマートンについて「彼は、人生において安定性がほしかった。日本でプレーすれば毎日試合に出て、多少お金を稼ぐことが出来たのだろう」と説明。「海外で生活することの難しさを指摘しつつ、「日本語は全く話せず、習慣についても知らなかった。マートンは失敗を重ねながらそういったものを学んでいった。言葉の壁がありながらも、ファンとのコミュニケーションも学んでいった」と言及している。
阪神ファンと良好な関係を築いたマートン自身も、記事の中で「ファンもコミュニティーも、僕と家族に本当に良くしてくれた。それがプレーの支えになっていたと思うんだ」と回想。日本での思い出は素晴らしいものとして心の中に残っているようだ。
一方で、今季から再び米球界でプレーすることを決めた理由については「契約が終わった時、僕は元のチームに戻るつもりはなかったんだ。向こうで6年間、同じチームで過ごすのは長かった。他の街に移るか地元に戻るか考えなければいけなかったんだ。それで、僕は地元に戻りたかったんだ」と説明。古巣カブスに移籍したことについては「全く予期しなかったよ」とした上で、実は父親が復帰を予言していたことなども明かしている。