地元民の意地見せる 沖縄開催の公式戦でBs大城が先制犠飛
沖縄での1軍出場目標のルーキー、凱旋試合で結果残す
オリックスのドラフト3位ルーキーの大城滉二内野手が28日のオリックス戦(那覇)で3回に先制の犠牲フライを放った。
大城は「1番・中堅」で先発出場。0-0の3回、1アウト一、三塁の場面で、楽天先発の塩見からレフトへ飛球を放った。セルラースタジアム那覇に集まったファンから拍手が巻き起こった。大城は沖縄・豊見城市出身で興南高校出身。2010年の春夏甲子園連覇のメンバーだった。入団してから、沖縄での1軍戦出場を目標の1つにしていた。凱旋試合で見事、打点をマークした。
今ではキャンプ地でおなじみとなった沖縄だが、パ・リーグの公式戦が行われるのは54年ぶりのこと。知人が見守る中で、大城はバットでひとまず結果を残した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count