日ハム陽岱鋼が4番の理由 「打線の真ん中で一番貢献できる」と指揮官
好調・陽に全幅の信頼、栗山監督「大谷が4番?いえ、岱鋼が4番です」
日本ハムの栗山英樹監督が28日、陽岱鋼を4番に指名した裏側を明かした。
中田翔が前夜に腰の張りを訴えてベンチスタート。陽岱鋼は試合前まで3戦3本塁打と絶好調だったが、球界屈指の長打力を誇る大谷翔平もいた。それでも、栗山監督は「何も迷いはなかった」と陽岱鋼を4番スタメンで起用した。その理由は…。
「打線の真ん中にいて、1番チームに貢献できる選手だと思ったので。今の状態?もちろん。大谷が4番?いえ、岱鋼が4番です」
試合前は陽岱鋼に何も声をかけることなく、送り出したという。代役4番は初回1死三塁で先制打を放つと、3回の右前打で2点目につながるチャンスを演出した。6試合で計12打点の活躍を見せた。
「本当に(陽岱鋼の)状態が良かっただけに、4番の責任から打撃が変わらないようにして欲しかった。素晴らしかったですね。打席の集中力を含めて素晴らしかったです」