日ハム斎藤&大嶋が先発 異色の早大バッテリーで初勝利&7連勝なるか?
今季初先発の斎藤をアシストするのは、プロ初先発マスクの大嶋
早大ソフトボール部出身の日本ハム大嶋匠捕手が、29日の西武戦(札幌ドーム)でプロ初のスタメンマスクをかぶる。マウンドに上がるのは、今季初先発の斎藤佑樹。異色の早大バッテリーで右腕の今季初勝利をアシストし、チームを今季最長7連勝へ導きたいところだ。
大嶋と斎藤が初めてバッテリーを組んだのは、3日の巨人戦(東京ドーム)7回裏だった。大嶋はプロ初マスクだったが、坂本を遊ゴロ、長野を三ゴロ、阿部を左飛とクリーンアップを8球で3者凡退に抑え、息の合ったところを見せていた。その後、11日の阪神戦(札幌ドーム)でもコンビを組んだ。
スタメンは「7番・一塁」だった28日の西武戦(札幌ドーム)に続き2試合連続。捕手での出場は、6月11日の阪神戦(札幌ドーム)以来3試合目だ。バットでは打率.231で、27日の西武戦(札幌ドーム)では岸から代打で中犠飛を放ち、プロ初打点をマークしたばかり。真っすぐに力負けしない力強い打撃にも注目だ。1軍昇格後、大嶋は「自分の出来ることに集中したい。欲張らずに」と意気込んでいる。
27日の西武戦で腰の張りを訴えて途中交代した中田翔内野手は、2試合連続でベンチスタート。代役4番には、最近6試合で3本塁打12打点を挙げている陽岱鋼外野手が2戦連続で入る。大谷翔平投手は「3番・指名打者」で出場する。
打線は連勝が始まった6月19日の中日戦(ナゴヤドーム)から6試合で5度の2ケタ安打をマークしている。斎藤の287日ぶりの勝ち星を援護したいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count