ロッテ関谷、球団60年ぶりデビュー4連勝お預け 救援陣が5点差追いつかれる

6回1失点で降板、5点のリードを守ったまま降板するも…

 ロッテのドラフト2位ルーキー関谷亮太投手が29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で先発し、強力打線を相手に6回1失点。勝利投手の権利を持って降板したが、8回に救援陣が同点に追いつかれ、1956年の長身左腕・小野正一さん以来、球団史上60年ぶりにデビュー4連勝はお預けとなった。

 関谷は走者を背負いながらも粘った。思い切りのいい投球でソフトバンク打線に向かっていった。内川に3安打されるなど、降板まで7安打されたが、柳田の適時内野安打による1点に抑えた。

 打線もデスパイネの2ラン、ナバーロの2発などで援護。関谷は5点のリードを守ったまま降板し、リリーフ陣に勝利を託した。

 しかし、8回、3番手の松永がつかまり、柳田にタイムリーを浴びて1点を返される。ここで4番手・益田がマウンドに上がったものの、ソフトバンク打線の勢いを止められず、内川、長谷川のタイムリーに味方失策も絡み1点差。さらに、松田には同点タイムリーを浴び、関谷の4勝目が消えた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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