日ハム栗山監督、今季初先発の斎藤佑を評価 「斎藤のような投手は貴重」
初白星ならずも「前に進んでいる」、1度抹消でも「次の先発は決まっている」
日本ハムの栗山英樹監督が29日の西武戦(札幌ドーム)で今季初先発した斎藤佑樹投手について、「よく頑張ってくれた。ストレートの強さが出てきた。前に進んでいる」と評価した。
斎藤は立ち上がりから最速142キロの直球を丁寧に低めに集めた。2点リードの4回1死二、三塁から栗山に同点2点打を許し、同点の5回2死一、二塁のピンチを招いたところで降板。4回2/3で87球、2奪三振4四死球、5安打2失点。勝ち負けは付かなかった。
試合後、栗山監督は「3回でも4回でもと思っていたが、5回も投げさせたくなってしまった。スライダーが良くなかったが、ストレートの強さが出ているので、投球の幅が広がる」と評価した。
今季初先発でまずまずの投球を見せたが、次週は5試合。1度出場選手登録を抹消し、6連戦中となる7月11日からのオリックス3連戦(京セラD)で先発させる。
「前に進んだ感じがある。球の強い投手が多い中で、斎藤のようにコントロールの出し入れで勝負出来る投手は貴重。1度抹消するが、次の(斎藤の)先発は決まっている」と期待した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count