ダルビッシュDL入り後初実戦 捕手も好感触「シンカーが特に印象的」
実戦形式で46球、3回を1安打1失点、投手コーチ「とても良かった」と高評価
レンジャーズのダルビッシュ有投手が29日(日本時間30日)、故障者リスト(DL)入り後初めて実戦形式の投球を行った。46球を投げて、安打性はプロファーに浴びた右越えソロのみ。3回を1安打1失点だった。
今季、右肘靱帯再建手術から復帰した右腕は3戦目の6月8日(同9日)のアストロズ戦で右肩の違和感を訴えて5回で降板。13日(同14日)に大事をとってDL入りしていた。
この日の投球を受けたホラデー捕手は「バッターの反応を見て分かるようにいいボールがきていた。シンカーが特によく動いていて印象的だった」と右腕の仕上がりに好感触をつかんだ様子。一方、ブロケール投手コーチは「とても良かった」と話しつつも、「大事なのは明日の状態。それを見てから次について判断することになる」と慎重に調整させる方針を示した。
次回はマイナーでのリハビリ登板か、もしくは同じく実戦形式で60球を目処に投げる見通しとなっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count