2戦欠場の日ハム中田に指揮官が熱いメッセージ「オレは待っています」
栗山監督「翔が出られる状態になったら使う。オレは待っているだけ」
日本ハムの栗山英樹監督が1日からのソフトバンク戦(ヤフオクドーム)へ向け、2戦連続欠場中の中田翔内野手へ「オレは待っています。『行きます』というのを」と熱く訴えている。
中田は27日西武戦(札幌ドーム)の試合中に腰の張りを訴え、2点を追う7回2死一、二塁の勝負所でベテラン・矢野謙次を代打に送られた。28、29日は、試合前は打撃練習など通常通りのメニューを消化しているが、患部の治療などでベンチを温めている日々が続いている。
「オレが監督をやっている間は翔が4番」と絶大な信頼を寄せる栗山監督だ。中田は最近10試合で38打数4安打と不振を極めているが、不動の4番がスタメンに名を連ねるだけで相手バッテリーには脅威。29日、栗山監督は熱い口調で中田が欠場する理由を明かした。
「翔が出られる状態になったら使う。代打でいけるなら最初から使うよ。ただ、(コンディション不良で)全力で一生懸命できないのであれば、仕方ない。今年はキャンプから言ってる通り、『全力でやる選手であろう』と言ってきているから。(中田が万全になるのを)オレは待っているだけだから」