上原浩治の美技に本拠地大歓声! 田澤純一も1回無失点でレ軍が接戦制す
上原、1死三塁の同点危機で好守
レッドソックスの田澤純一、上原浩治両投手が1日(日本時間2日)の本拠地エンゼルス戦で救援登板し、5-4の勝利に貢献した。
雨で一時中断となった一戦が再開後、マウンドに上がったのは田澤だった。1点リードの7回、先頭のカルホーンをセンターフライに打ち取ると、トラウトには左前打を浴びたが、プホルスをライトフライに。その後、マルテに四球を与えるもナバを空振り三振に仕留めた。
続く8回に登板した上原は先頭のクロンをライトフライに打ち取ったが、続くギアボテッラのセンターへの打球が左翼のグラブを弾いて後方へ。これで走者は一気に三塁へ到達した。
1死三塁のピンチ。ここでペレスがスクイズを仕掛けた。しかし上原はこれに素早く反応。グラブで捕球後、そのまま捕手にトスし、同点の危機を防いだ。本塁へ突入した走者がアウトとなった瞬間、本拠地に大歓声が沸き起こった。上原は続くシモンズにセンターへヒットを許したが、カルホーンを空振り三振に仕留めて、無失点で切り抜けた。
9回は守護神キンブレルが1点のリードを死守。この日、オルティスの19号ソロも飛び出したレッドソックスは日本人両投手の力投もあり、接戦を制した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count