「イチローは球宴に選ばれるべき?」 米番記者の”問題提起”に反応さまざま
反対意見もあり、「シーガーが選ばれないなら…」とLAファン
地元テレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」の担当リポーターを務めるクレイグ・ミネルビーニ氏も反応し、問題提起に同意した。「イエス。(球宴の)各チームが1つずつ、今季の打数にかかわらず“キャリア”を通じて活躍するオールスター選手枠を持つべきだ」と、特例でイチローの11度目球宴出場を認めるべきだとしている。
一方、数少ないが反対票も存在する。“控え選手”イチローが出場することになれば、球宴出場にふさわしい“レギュラー”が1人割を食うことになる。「見てみたいけれど、ホセ、オズナかラモスを先んじることはない」という声や、「コーリー・シーガーが選ばれていないなら間違いなくノーだ」というドジャース・ファンも存在した。
打率.229というキャリア最悪の成績だった昨季から、驚異のV字回復を果たしたイチロー。4番目の外野手という立ち位置から規定打席には到達できず、球宴選出への大きな足かせとなっているが、地元ファンやメディアは、レジェンドの球宴“降臨”の是非で大いに盛り上がっている様子だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count