上原浩治、伝家の宝刀スプリットに陰り? 米紙伝える

決め球スプリットの被打率と被長打率は大幅アップ

 記事によれば、これまで最大の武器として使ってきたスプリットの被打率が、今季は大きく変化しているそうだ。昨季は被打率.189、被長打率.300だったのに対し、今季は被打率.241、被長打率.556と、両数値とも大幅に上昇。この日、オドルに許した1発もカウント2-2から投じた5球目スプリットだった。試合後、上原は「あれはいい球ではなかった。(スプリットを)もっといい状態にしようとトライしている。今、取り組んでいる最中です」と通訳を介して話したそうだ。

 オールスター休みが終われば、メジャーの各球団はトレード・モードに入る。現在、ア・リーグ東地区首位争いを繰り広げるレッドソックスは、ブルペンの補強が課題の1つとされている。即戦力をトレード補強することもできるが、加えて上原が復調すれば地区優勝が大きく近づくことになるだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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