ロッテ・ナバーロ、「人生で一番集中」してサヨナラ打 伊東監督も絶賛

ヒゲダンスのテーマに乗ってお立ち台に、SBと日ハム追走へ「自分たちの仕事を」

 ロッテのヤマイコ・ナバーロ内野手が5日、本拠地・西武戦で来日初めて歓喜のシャワーを浴びた。

 デスパイネが敬遠された延長10回1死一、二塁、西武の3番手・増田が2-0からストライクをとりにきた真っすぐを完璧に捉え、右中間を真っ二つに割った。打った瞬間サヨナラを確信して右手を大きく上げる。ナインからペットボトルの水をかけられ、トレードマークのヒゲにも水がしたたった。

「人生で一番集中していた。自分で打てる球を待っていた。涌井が110球を超えて、素晴らしいピッチングをしていた。何としても点を取りたいと思っていた」

 アメリカでも、ドミニカでも、韓国でも、もちろんサヨナラ打の経験はあるが、日本で味わうサヨナラ打は格別だった。伊東監督も「集中力が増して、いいところで打ってくれた」と手放しで褒め称えた。

「8時だョ!全員集合」で一世風靡したヒゲダンスのテーマに乗って、お立ち台に迎えられたナバーロは「嬉しい。ソフトバンクが負けて、ハムが勝っているし、(こういう時こそ)自分たちの仕事をしなきゃと思った」と髭面をくしゃくしゃにした。

【了】

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