12連勝中のハム栗山監督、中田復調に手応え「こっちは信じて前に進んでる」
悩める4番に「ボチボチ行きましょうか」
日本ハムの栗山英樹監督が8日、中田翔内野手へ「ボチボチ行きましょうか」とゲキを飛ばした。
悩める4番はロッテ戦(札幌ドーム)の初回の第1打席で4戦連続安打となる左前安打を放って1イニング7得点を演出。8回先頭の中前安打で6月4日の巨人戦(東京ドーム)以来、出場21試合ぶりのマルチ安打をマークした。栗山監督は不動の4番から復調の兆しを感じ取ったようだ。
「内容が良くなってきた。ボチボチ、そろそろ行きましょうか。そういう感じです」
チームの12連勝中、中田は38打数7安打の打率1割8分4厘、0本塁打、3打点と不振。15日のDeNA戦(横浜)で150号へ王手をかけてから出場12試合でアーチはない。打線は連勝中の12試合のうち8試合で2桁安打を記録しているが、ここからが中田の仕事だという。