13連勝の日ハム栗山監督、球団記録14連勝へ「目の前の試合を死に物狂いで」
快投でトップタイ9勝目の有原を絶賛、「素晴らしかった。試合を支配している」
日本ハムの栗山英樹監督が9日、球団記録14連勝へ向けて「全員野球」を強調した。
9日のロッテ戦で4-0の完封勝ちで9年ぶりの13連勝。10日は球団記録がかかっている。
「もちろん記録は大事ですけど、我々は目の前の1試合を死に物狂いでとりに行くだけ。何も考えずに明日勝てるようにみんなで頑張って行きます」
この日はチームの好調ぶりを感じさせる試合だった。先発・有原が最速152キロの直球を武器に8回3安打無失点。リーグトップタイの9勝目を挙げ、防御率1.73でリーグトップに立った。「エース」と期待する栗山監督はこの日も賛辞の言葉を並べた。
「素晴らしかったです。困ったら原点投球が出来る。アウトコース低めにボールが投げられている。大事な試合は四球が絡んでくる。覚悟を1球1球決めて投げてくれた。(昨季に比べ)球の精度が上がったよね。試合を支配している感じ」