早実・清宮が高校通算51号! 今夏初スイングで西東京大会1号アーチ
2度目の夏を迎えた清宮がいきなり1発、チームは5回コールド勝ち
早稲田実業高(西東京)の清宮幸太郎内野手(2年)が、今大会1号アーチを放ち、高校通算51本塁打とした。10日に行われた西東京大会2回戦の啓明学園戦(ダイワハウススタジアム八王子)に「3番・一塁」で先発出場。この日、唯一のスイングで答えを出した。試合は早実が11-1で5回コールド勝ちした。
一身に集まる期待と注目に一発回答した。2-1で迎えた3回に先頭打者として打席へ向かった清宮は、1ボールからの2球目外角低めの球を軽くスイングした。弧を描きながらライトへ飛んだ打球はポール横に飛び込み、西東京大会1号弾となった。初回の第1打席では、一度もバットを振らずにカウント3-2から6球目で四球を選択。この夏、初めてのスイングで本塁打を運ぶ怪物ぶりを見せつけた。この回再び回ってきた第3打席ではストレートの四球で出塁した。
清宮の1発で早実打線に火が着き、結果は11-1で5回コールド勝ち。注目のスラッガーが、初本塁打に加えて3打席3出塁という満点スタートで甲子園への道を踏み出した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count