日本ハム大谷翔平、7登板ぶり投手専念でチームを14連勝に導く
6週連続で二刀流も蓄積疲労を考慮、前半最終登板に「やることは変わらない」
日本ハムの大谷翔平投手が10日のロッテ戦(札幌ドーム)で先発する。7登板ぶりに投手一本で臨み、2007年に記録した球団記録のチーム14連勝、ハーラートップタイの9勝目を目指す。
大谷登板時は5月29日の楽天戦(コボスタ宮城)からパ・リーグ主催試合でも指名打者制を放棄。6週連続で二刀流起用され、前回3日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では「1番・投手」で先発し、初球先頭打者弾を放った。
二刀流起用された試合はここまで投手で6戦全勝、防御率0.59。打撃でも17打数7安打の打率.412、1本塁打、4打点。6月のパ・リーグ投手部門の月間MVPに輝く大活躍だったが、栗山監督は投打両面での出場による蓄積疲労を考慮した形だ。
前半戦は最後の登板。大谷は「やることは変わらないかと思います。(二刀流起用に)慣れてきたとかはないです。打者として出ても出なくても変わらないかと思います」と話している。今季の対ロッテ戦は3試合登板、1勝1敗、防御率3.00。自身最長8連勝となる勝ち星をつかめるか注目だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count