大谷翔平、7回途中3失点 9勝目はお預け

7回途中で右手マメの影響で治療のためベンチ裏へ、そのまま降板

 日本ハムの大谷翔平投手が10日のロッテ戦(札幌ドーム)で先発し、6回1/3で123球を投げ、8奪三振3四死球5安打で3失点。右手マメがつぶれるアクシデントで降板し、リーグトップタイの9勝目はお預けとなった。直球の最速は162キロだった。

 球団記録の14連勝&リーグトップタイ9勝目がかかったマウンド。初回はコントロールに苦しんだ。先頭・清田にストレート四球。1死一塁から角中、デスパイネの連打で1死満塁のピンチを招いた。続くナバーロに3ボール1ストライクから先制の右犠飛を許した。

 6月5日の巨人戦(札幌ドーム)以来約1か月ぶりの失点。連続イニング無失点は「30」でストップした。

 2回は田村、中村の連打で1死一、二塁としたが、1番・清田を遊直併殺打。3回以降は最速162キロの直球を軸に立て直した。5回無死二塁では中村、清田と2者連続で空振り三振。荻野は遊飛に打ち取った。

 6回は3者凡退。7回は鈴木の死球、田村の四球で1死一、二塁のピンチを招いたところで右手マメの影響で治療のためベンチ裏へ。そのまま降板となった。その後、代わった谷元が2死満塁から連打を浴びたため、大谷に3失点が記録された。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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