川崎宗則、打撃練習用キャップで出場する“珍事”も…「雰囲気最高」

メジャー昇格即出場、チーム敗戦も「久しぶりのメジャーの試合楽しみました」

 9日(日本時間10日)にメジャー昇格を果たしたカブス川崎宗則内野手。同日、敵地でのパイレーツ戦でいきなり出場を果たし、6回から二塁の守備に就いた。試合後、川崎は自身のブログで「雰囲気も最高」と報告し、久々のメジャーの舞台に喜びをあらわにしている。

 この日の出番は6点ビハインドの6回裏に巡ってきた。投手交代に伴う選手交代で二塁の守備に就いた。この時、一人だけ打撃練習用のキャップをかぶって登場するハプニングも。7回2死二塁の場面では初打席も迎えたが、三塁ゴロに倒れた。

 結局、この日は1打数無安打。チームも6-12で敗れた。それでも約3か月ぶりのメジャー昇格に本人は充実の表情。試合後は「From ピッツバーグ!」と題したブログを更新し、「試合には負けてしまいましたが、久しぶりのメジャーの試合楽しみました。やっぱりメジャーの球場は照明が明るくてプレーもしやすいし、雰囲気も最高だね!明日も頑張ります!チェスト」と綴っている。

 一時メジャー最高勝率を誇ったア・リーグ中地区首位のカブスだが、7月に入り1勝8敗。現在5連敗中と勢いに陰りが見え始めている。チームが失速する中で合流した川崎は巻き返しに向け、起爆剤となれるか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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