田中将大、今季最短5回途中7失点KO「全部がコントロールできなかった」

5回を投げきれずに降板し「自分の力の無さ」と自分を責める

 記事では、田中の乱調について「いくつか思い当たる節はある」と指摘。「5回表の猛攻で約30分近くベンチで待たされた」「味方エラーがなければ2失点だけだったかもしれない」「通常の(中4日の)登板間隔での登板だった」と、不調の原因となり得る事象を並べたが、試合後、田中自身は通訳を介して「それは言い訳にはならない」としたそうだ。

 試合後、地元メディアに対応した田中は「全部がコントロールできなかった。ボールもそうですけど、気持ちの部分も」と声を落とした。「いつもは上手くコントロールしながらできていますけど、今日はできなかった」と渋い表情。チームは11-7で勝利したものの、「コントロールできなかった自分の力の無さ」と自分の投球内容を責めた。

 打線爆発で前半戦を勝利で締めくくったヤンキースは、勝率を5割に戻して後半戦を迎えることに。田中の次回登板は17日(同18日)のレッドソックス戦。球宴休みで調子を取り戻し、伝統の一戦でチームを勝利に導きたい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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