東京ドームでロッテにリベンジへ ソフトバンク武田「気合を入れて」
自身2連敗中も「自分ができることを精一杯やる」
12日、東京ドームで行われるロッテ戦に先発するソフトバンク武田翔太。6月27日には同じ東京ドームでのロッテ戦に登板し、3回6失点(自責4)で今季2敗目を喫しているだけに「リベンジのつもりで気合を入れて」臨むと語る。
27日はソフトバンク主催の「鷹の祭典」でスタンドが青一色に染まったが、12日はロッテの主催ゲームで来場者にはロッテの白いユニフォームが配布される。球場が独特の雰囲気に包まれるイベント試合での登板にも「それは関係ないです。自分ができることを精一杯やるだけ」と平常心を貫く。
前回の東京ドームでの登板では初回から制球に苦しんだが「マウンドの違いはあまり気にしたことがない。コントロール(の乱れ)は自分の中の問題」と語る。
「気をつけたいのはまっすぐの球威。あとの細かな部分は試合の中でのことになりますね。とにかくチームにいい流れをもっていければと思います」
球宴前の前半戦最後の登板となるが「気持ちよく(前半を)終わりたいよね?」という質問に「もちろん、だって気持ち悪く終わりたい人はいないでしょ」と、いつもの武田スマイルで答えた。
8ゲーム差に開いたとはいえ、後半戦も優勝を争うことになるロッテに対して、武田自身も連敗するわけにはいかない。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura