広島新井、7月は7戦5発&打率6割目前と驚異の数字 好調要因は「下半身」
逆方向への2発に「いいスイングができた」
12日の巨人戦で、広島の新井貴浩が4安打5打点の活躍でお立ち台に立った。この日2本塁打で10号に到達し、本塁打数が自身3年ぶりの2桁本塁打となった新井は「ちょっと恥ずかしいですが、まだまだ打てるように頑張りたいです」と笑顔を見せた。
1点を先行された2回の第1打席で、試合を振り出しに戻す一発を放つと、3回には勝ち越しのタイムリー。5回には試合を決定づける2ラン本塁打の後、打者一巡でこの回2度目の打席でもタイムリー二塁打と、三塁打が出ればサイクル安打の大活躍だった。
本塁打はいずれもライトへの一発で、新井は「逆方向に飛んでくれたので、いいスイングができたのだと思う」と自己分析し、「勝手にというか、自然に。自分の形でしっかり打てたから飛んでいった」と満足そうだった。