各ポジションで選出、広島首位ターンのセ・リーグ前半戦で際立った選手は?
広島が10差独走で首位の前半戦、セで輝いた選手は?
プロ野球は13日で前半戦が終了。15、16日は「マツダオールスターゲーム2016」が行われ、18日から勝負の後半戦が始まる。
セ・リーグは広島が2位・巨人に10ゲーム差を付けて首位独走。巨人から6位ヤクルトまで5ゲーム差と終盤まで熾烈なクライマックスシリーズ争いが見られそうだ。
その前半戦で活躍の目立った選手は――。各部門で活躍の目立った選手たちを選出してみた。
【投手】
〇先発
広島・野村祐輔
15試合登板、11勝2敗、防御率2.50
14年7勝、15年5勝と低迷したが、両リーグトップ、両リーグ唯一の2桁11勝をマーク。防御率リーグ3位の好成績だ。5月25日の巨人戦(マツダスタジアム)から自身7戦全勝。6月1日のロッテ戦(QVCマリン)から6試合連続で6回以上を投げて自責3以下と安定した投球を見せている。6月度の月間MVPを獲得した。
〇中継ぎ
広島・ジャクソン
41試合登板、3勝3敗0セーブ、20ホールド、防御率1.66
登板試合数はリーグ3位。防御率1点台、奪三振率11.84と圧倒的な投球を見せ、勝利の方程式の一角を形成した。20ホールドはリーグ3位。6月12日の楽天戦(コボスタ宮城)から12試合連続無失点中だ。
〇抑え
巨人・澤村拓一
35試合登板、3勝1敗23セーブ、2ホールド、防御率1.50
序盤こそエース・菅野の勝ちを消してしまうこともあったが、5月15日のヤクルト戦 (東京ドーム)から9登板連続でセーブ。5月3日の広島戦(東京ドーム)から6月29日の中日戦(東京ドーム)まで16試合連続無失点を記録した。