イチロー、金字塔はいつ? 指揮官「毎日プレーすればそこまでかからない」
外野陣好調で出番限られるも…「イチは試合の流れの中でプレーしている」
1年が経過したこの日の試合でも“歓待”を受けると、沸き起こる拍手にバットで応えた。左腕シーグリストの7球目の速球を捉え、ライナーでセンター前に運ぶ鮮やかなヒット。ここでセントルイスのファンは再び拍手を送った。イチローはその後、プラドのタイムリーで同点のホームを踏み、逆転勝利に大きく貢献している。
左打者キラーのシーグリストを難なく攻略したイチローに対し、指揮官が「左腕相手のヒットは大きかった。今年ずっと彼は素晴らしいんだ」と絶賛したことも記事では紹介。イチローは打率.339へと上昇させたが、イエリッチ、オズナ、スタントンという若き外野トリオが好調のため、出場機会は限定されている。残り「9」に迫っているメジャー通算3000安打はいつクリアできるのだろうか。
記事によると、指揮官は「もしも彼が毎日プレーしていたら、そこまで(時間は)かからないだろう。我々の状況では、どれぐらい(達成まで)時間が必要かわからない。だが、現時点でそこに対して大騒ぎしている人間はいない。イチは試合の流れの中でプレーしている。みんな勝ちたいことはわかっている。そして、彼はその流れの中でプレーしているんだ」と話したという。
マーリンズは現時点でワイルドカード争いで2位。プレーオフ進出争いにすべてをかけているマッティングリー監督は、イチローがチームの勝利に大きく貢献している現状もあることから、背番号51の起用法に確信を持っている様子だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count