イチロー、2991安打目は勝利呼ぶ一打　「この試合で重要なものとなった」

後半戦初戦で中前打、「球宴休暇も金字塔への冒険をスローダウンさせず」

　マーリンズのイチロー外野手は15日（日本時間16日）、後半戦初戦となった敵地でのカージナルス戦に代打で出場し、センター前ヒットを放った。メジャー通算2991安打として、3000安打の金字塔に残り9本。MLB公式サイトは、オールスター休暇明けの一打を絶賛している。マーリンズは7-6で逆転勝利。イチローは同点のホームを踏み、後半戦白星スタートに貢献した。

　8試合連続ベンチスタートとなったイチローは、5-6と1点のリードを許した8回1死走者なしの場面で、代打として登場。左腕シーグリストの7球目の速球を捉え、鮮やかなライナーでセンター前に運んだ。

「オールスターブレークもマーリンズの外野手イチロー・スズキの更なる金字塔への冒険をスローダウンさせなかった。42歳の男は金曜日の夜、8回にセンター前に代打安打をライナーで放ち、3000本安打まで残り9本となった」

　MLB公式サイトの記事では、休暇明けに華麗なヒットを放ったイチローの活躍をこうレポートしている。