楽天宮川、2度目の支配下契約に 「挫けそうになった時もありましたが…」
2013年にも育成から支配下に、「流れを呼び込める投球が出来るように」
楽天は17日、育成選手の宮川将投手との間で支配下選手としての契約に合意したと発表した。背番号は「121」から「90」へ変更となる。
25歳の右腕・宮川は2012年の育成ドラフト1巡目で指名を受け、楽天に入団。2013年6月2日に支配下契約を結び、同年の日本シリーズでも登板したが、負傷もあり2014年11月10日に再び育成契約となっていた。
今季はファームで17試合に登板し、0勝1敗1セーブ9四球16奪三振、防御率2.95をマーク。支配下契約を勝ち取った。
宮川は球団を通じ「支配下登録していただけることになり、嬉しいです。2014年のオフから2度の手術を受けました。昨年はファームでも1試合も投げることが出来ず、挫けそうになった時もありましたが、コーチやトレーナーさん、そして応援してくれる皆様から沢山のアドバイスと声援をいただき乗り越えることが出来ました。今シーズンは投げられることの楽しさを感じながらプレーすることが出来ていますし、球速も術前より上がり手応えもあります。チームの勝利に貢献できるように、しっかり相手の流れを止め、流れを呼び込めるようなピッチングが出来るように頑張ります!」とコメントしている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count