日ハム大谷が球宴MVP獲得も、栗山監督は2夜連続で“不満” 「普通でしょ」
本塁打含む3安打2打点の活躍も…「やれることはいっぱいある」
日本ハムの栗山英樹監督が、16日にオールスターMVPに輝いた大谷翔平投手へ、またも“不満”を口にした。
大谷は「マツダオールスターゲーム 2016」第2戦(横浜スタジアム)で、パ・リーグの「5番・指名打者」で先発出場。5回に左中間へ球宴初本塁打となるソロを放つと、1点差の8回には右前へ同点タイムリー。4打数3安打2打点の大活躍だったが、試合後の栗山監督は「もっともっとだよね。こんなんで、というか、やれることはいっぱいあるわけだから」と、やはり厳しかった。
「普通でしょ。ウチで主軸を打っていれば、頑張ればMVPを獲る可能性はあるわけだから。工藤監督のおかげで、たくさん打席をもらったんだから恩返しをしないといけない。もちろん結果が出るのはいいことだけど、もっと出来ることが、そのシーン、そのシーンでまだある」
具体的な事例を挙げなかったが、「他の打者なら一切言わない。ただ、もっとうまくなろうとしている選手」と期待しているだけに、まずは“ダメ出し”から入った。ただ、評価出来る点があったという。2日連続のホームランダービーではフルスイングで柵越えは準決勝の1本にとどまったものの、試合では中堅方向中心の打撃に徹した。