イチロー途中出場で投ゴロ&四球、金字塔にM6のまま マ軍は地区単独2位浮上

マーリンズは延長11回に競り勝ち2連勝

 マーリンズのイチロー外野手が18日(日本時間19日)の敵地フィリーズ戦で途中出場し、1打数無安打1四球だった。メジャー通算2994安打と変わらず、3000安打まで残り「6」のまま。チームは延長11回にプラドのソロ弾で3-2と競り勝ち、2連勝を飾った。この日はメッツが敗れたため、ナ・リーグ東地区で単独2位浮上した。

 前日久しぶりのスタメンで3安打を放ったイチローはこの日ベンチスタート。試合はエース右腕フェルナンデスが7回途中まで14三振を奪う快投を見せたが、初回と7回に1点ずつを失い、2点を追う展開となった。

 イチローに出番が回ってきたのは9回。先頭で代打で登場したが、相手守護神ゴメスの前に投ゴロに倒れた。しかしマーリンズはイエリッチ、オズナのタイムリーで2-2の同点に追いつき、イチローはその裏から右翼の守備に就いた。

 延長10回には2死一塁で打席に立つと、5番手右腕D・ヘルナンデスに対し四球を選んで出塁。一、二塁とチャンスを広げたが、続くリアルミュートの右中間への打球は相手の好守に阻まれ、勝ち越しはならなかった。

 それでもマーリンズは11回にプラドの勝ち越し弾が飛び出し、3-2と勝利。イチローは1打数無安打1四球で打率.345、出塁率.423となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY