緊急降板の上原浩治「胸筋の違和感」と指揮官、20日に詳細検査予定

わずか7球で右脇さすって降板の上原「大事でないことを祈っている」

 19日(日本時間20日)本拠地でのジャイアンツ戦に登板し、わずか7球を投げただけで緊急降板したレッドソックス上原浩治投手だが、試合後ファレル監督は「胸筋の違和感」による降板と話したそうだ。ESPNのスコット・ローバー記者がツイッターで伝えている。

 救援陣に怪我が続く、レッドソックスにまた衝撃が走った。4点リードで迎えた9回、4番手としてマウンドに上がった上原は、先頭ベルトを見逃し三振に仕留めた。そして、次打者ポージーの初球を投げた直後、右脇付近をさすりながらベンチへ合図を送り、異変を知らせた。マウンドに駆け寄ったファレル監督は、すぐに交代を告げ、上原は降板となった。

 ツイッターによれば、試合後の会見でファレル監督は「胸筋の違和感による降板」と説明。さらに、現時点でどれくらい戦列を離れるのかは分からない」と話したそうだ。翌20日(同21日)にもさらなる検査を行い、そこで詳しい症状が判明するようだ。

 試合後、上原は胸筋の症状について「張りがある」とし、「大事でないことを祈っている」と通訳を介して話したそうだ。

 レッドソックスは守護神キンブレルが左膝を負傷、田澤純一が右肩に張りを訴え、戦列を離れている。上原の故障発生で、しばらくは新加入のジグラーが守護神を務めることになりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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