イチローの隠れた大記録 42歳以上野手では歴代最高打率を維持
打率.343に上昇「42歳にしては悪くない」と地元記者も称賛
第5打席に生まれた2安打目は、一二塁間を破るライト前ヒット。敵地で大きな歓声が沸き上がる中、再び球団公式ツイッターが「あと4本!」と速報を流した。敵地メディア「フィリー・ボイス」の番記者ライアン・ローレンス氏も「イチローがまたヒット。3000本までは残り4本。おそらく今日は達成できないだろうけれど」とツイッターでレポートしている。
イチローは5打数2安打1得点の活躍で、今季打率は.343に上昇した。地元紙「マイアミ・ヘラルド」のクラーク・スペンサー記者は「イチローは今季打率.343。42歳としては悪くない」とツイート。これまで42歳以上野手の最高打率だったサム・ライスの.323を凌ぐレジェンドの隠れた大記録を紹介した。
ワシントン・セネターズでプレーしたライス元外野手は、42歳だった1932年に288打数93安打で打率.323を記録し、これまで42歳以上の野手として最高打率だった。イチローがこの調子で安打を重ねれば、また1つ新たな記録が誕生することになりそうだ。
22日(同23日)メッツ戦から本拠地10連戦となるマーリンズ。金字塔にひた走るイチローに、さらなる注目が集まりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count