対阪神8連勝の広島・緒方監督「今日は祐輔」&ルナの活躍に「頼もしい4番」
松山&安部も称賛「いい活躍をしてくれた」
広島は22日、マツダスタジアムで行われた阪神戦に4-2で勝利した。先発の野村が自身8連勝で12勝目、チームは対阪神戦8連勝となった勝利に、緒方監督は「チーム一丸となった、ナイスゲームでした」と、満足そうだった。
「今日は(野村)祐輔だね」と、最初に安定感抜群のエースの名前を挙げた緒方監督。「中2日でオールスターに登板して、腰の張りが少し出ていた」と、コンディション面について言及し、「5回で降板も考えたが、6回までいってもらった。体調面が不十分な中でよく投げてくれた」と野村をねぎらった。
打線では「松山、安部。スタメンで出ることが多くない選手が、2人とも打点を挙げて、いい活躍をしてくれた」と、準レギュラーの選手を褒めた後、「それからルナ。前の試合で悔しい思いをしただろうけど、今日は3打席連続でチャンスメイクして、自慢の足も見せてくれた。頼もしい4番です」と、2盗塁の助っ人を讃えた。
6月中旬の西武3連戦以来、10カード負け越しのないチームは、その全てでカードの初戦に勝利している。緒方監督は「今回もカードの頭を取れたのは大きい。明日からもチーム一丸となって、しっかりやりたいです」と気を引き締めていた。
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大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo