イチロー代打登場に本拠地は大歓声も…空振り三振で3000安打へ「4」のまま
場内はスタンディングオベーション、ファンは本拠地達成に大きな期待
マーリンズのイチロー外野手は22日(日本時間23日)、本拠地でのメッツ戦に代打で出場し、空振り三振に終わった。メジャー通算2996安打で、3000安打の金字塔へ残り4本のままとなっている。
2試合ぶりにベンチスタートとなったイチローは、1点を追う8回、先頭の中継ぎ右腕バラクロウの代打で登場。本拠地での試合は10日(同11日)のレッズ戦以来。マイアミでは久々の一戦で、イチローの名前が場内にコールされると大歓声が沸き起こり、スタンディングオベーションとなった。
イチローコールも起こる中、右腕リードに2球で追い込まれると、最後は3球目の膝下へのスライダーを振りにいった。途中でバットを止めたものの、スイングの判定で空振り三振。大歓声は大きなため息に変わった。しかし、ファンが31日(同1日)までの本拠地10連戦で3000安打到達を願っていることは間違いない。
イチローは21日(同22日)の敵地フィリーズ戦で先発して2安打を放ち、金字塔へ向けてカウントダウンを進めていた。この日は代打の1打席のみでヒットは出ず、そのまま交代。3000安打へ残り4本のままで、打率は.341となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count