広島・黒田が男気見せた! 7回無失点の快投で日米通算200勝達成!
ツーシームを生かした投球で5安打9奪三振、打線も3回までに7点の大量援護
広島の黒田博樹投手が23日の阪神戦(マツダスタジアム)に先発し、7回5安打9奪三振無失点の快投で日米通算200勝の大記録を達成した。王手を掛けながら最近2連敗中だったベテランだが、“男気”快投で勝利をつかみ、本拠地ファンの大歓声に祝福された。
初回は2死一、二塁と得点圏に走者を置いたが、5番ゴメスを遊撃ゴロに仕留めて無失点スタート。2回以降はツーシームを駆使しながら、阪神打線につけいる隙を与えず。抜群の制球力でテンポよくアウトを重ねた。
6回こそ2死から福留への四球、ゴメスのライト前安打で一、二塁とするが、ここで鳥谷をツーシームで見逃し三振。7回も再び2死一、二塁としたが、今度は荒木を内角ツーシームで見逃し三振。キーとなる場面でツーシームが冴えた。
ベテランの記録達成を打線も援護。初回に4番ルナが左翼席ギリギリに入る3号3ランで先制。3回には打線がつながりを見せて、打者8人が5安打で4点を追加し、大量7点のリードをプレゼントした。
8回以降はマウンドを継いだ今村と一岡が完封リレー。偉大なる先輩の偉大なる節目を飾った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count