黒田博樹、素晴らしい仲間に支えられ日米200勝「最後に一緒に優勝したい」

19年前は想像つかず、「本当に200も勝ったのかな、という気持ち」

――野茂英雄さんに次いで、史上2人目の記録ということになりましたが。

「本当に偉大な投手で、少しでも近づけたのは嬉しいと思いますし、まさかここまで来られるとは思っていなかったので、本当に実感がないですね」

――まさかという言葉が出ましたが、セレモニーでは、選手とスタッフの皆さんが、「まさか、あの黒田さんが…」というTシャツを着て、黒田さんを迎えていました。

「あれは新井の仕返しだと思うんですけど(笑)、本当に、自分自身もそこからスタート(Tシャツは「1イニング10失点@由宇」という文字入り)だったと思うし、まさかこういう日が来るとは思っていなかったので。アメリカに行って、またマツダスタジアムで、まさかこういうことになるとは想像していなかったので、本当に嬉しいです」

――19年前に、初めて東京ドームで一軍のマウンドに立った時、200勝というのは想像できなかったですか。

「いや、もう全くそういう気持ちはなかったですし、現時点でも、1勝する難しさというのを本当に実感しているので、本当に200も勝ったのかな、という気持ちが強いですね」

――1勝、1勝、大変な思いで積み重ねてきたと思いますが、その中でも特に印象に残っている勝利はありますか。

「初勝利というのは、スタートなのでやっぱり覚えていますけど、でもやっぱり、今日のこういう球場の雰囲気の中で勝てたというのが、一番印象に残流のではないかなと思います」

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