ヤンキースの剛腕守護神チャップマン、カブス移籍合意 4対1のトレードに
米複数メディアが報じる、カブスからは内外野の超有望株がヤンキースへ
108年ぶりの世界一を目指すカブスが、ヤンキースの守護神アロルディス・チャップマン投手をトレードで獲得することに合意したと、米複数メディアが報じた。チャップマンのトレード報道は加熱していたが、ついに決着した。
チャップマンのカブス移籍へ、取材経過を逐一報告してきた「ファンラグ・スポーツ」の敏腕記者、ジョン・ヘイマン氏はツイッターで「ヤンキースとカブスは合意した。トーレス、マッキニー、ウォーレンともう1選手がヤンキースに行く」とレポートしている。
170キロ近い剛速球を投げ、メジャー屈指の守護神として知られるチャップマンがカブスに移籍し、超有望株の遊撃手グレイバー・トーレス、外野手のビリー・マッキニー、そして元ヤンキースのウォーレンはニューヨークに出戻りになるという。さらに、もう1選手が加わり、4対1のトレードとなるようだ。
今季からヤンキースに加入したチャップマンは「勝利の方程式」の一角として31試合に登板し、3勝0敗、20セーブ、防御率2.01と好成績を残していたが、名門球団には1シーズン在籍することなく、新天地へと飛び立つことになった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count