イチロー、代打で投ゴロ 4戦連続で本拠地にため息、3000安打へ「4」のまま

また大歓声も…4戦連続ヒットなしは約2か月ぶり、マーリンズは痛い敗戦

 マーリンズのイチロー外野手は25日(日本時間26日)、本拠地でのフィリーズ戦に代打で出場し、投ゴロに終わった。メジャー通算2996安打で、3000安打の金字塔へ残り4本のままとなっている。マーリンズは0-4で敗れ、2連敗となった。

 4試合連続ベンチスタートとなったイチローは、1点を先制された直後の8回、2死走者なしで中継ぎ右腕ロドニーの代打として登場した。ボンズ打撃コーチにポンポンと尻を叩かれてから、ネクストバッターズサークルに出てきただけで、球場内には歓声が沸き起こる。

 大きな拍手、そして「イチローコール」の中、1ストライクから右腕ネリスの95マイル(約153キロ)の速球を打ちにいったが、打球は力なくピッチャーの前に。投ゴロでアウトとなると、球場内はため息に包まれた。イチローは守備にはつかず、そのまま交代した。

 マーリンズは22日(同23日)から本拠地10連戦を迎えているが、イチローはここまでの4試合すべてでベンチスタート。前日までの3試合も代打で出場し、大歓声を浴びていたが、ヒットは出ていなかった。

 これで4試合足踏み。すべて代打での出場とはいえ、4試合連続ヒットなしは5月9日から16日にかけて6試合連続無安打を記録して以来、約2か月ぶりとなった。その間は、代打出場が続いても連続無安打は最長で3試合だった。3000安打へ残り4本のまま。打率は.335となった。

 マーリンズは8回に4番手ロドニーが2死から1点を奪われると、9回にはクローザーのラモスが3点を失い、0-4で敗戦。痛い1敗となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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