野球殿堂館長が明かすイチロー秘話「彼は究極の学び手」&将来の寄贈約束!?
引退後は「すべての道具を寄贈」!?
記者との電話会見が行われたのは館長室。「『今どちらにいるんですか?』と聞かれたイチローは『…アメリカです』とだけ答えていましたよ(笑)」というエピソードを披露した。
さらに、「キャリアを終えたら、すべての道具を寄贈すると言ってくれています」という約束もあるとか。これまで、野球道具すべてを寄贈したのは、通算755本塁打のハンク・アーロンと通算311勝のトム・シーバーだけだそうで、「この2人にイチローの名前が入るなんて、ちょっといい感じでしょう」とうれしそうに笑った。
25日(同26日)には、今年度殿堂入りが認められたケン・グリフィーJr.氏とマイク・ピアザ氏を祝う式典が、クーパーズタウンで行われたばかり。アメリカでの華々しいキャリアスタートを象徴する新人王受賞を聞いた場所で、イチローが殿堂入りを感謝するスピーチを行う日が、遠くはない未来に訪れそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count