【高校野球】市尼崎が33年ぶりの甲子園 OBの楽天・池山コーチら歓喜

楽天・金刃、竹本監督は「人生の中でも尊敬する一人」

 第98回夏の全国高等学校野球選手権兵庫大会の決勝が28日、明石トーカロ球場で行われ「イチアマ」の愛称で知られる市尼崎がセンバツ8強の明石商業を3-2で破り、33年ぶり2度目の甲子園出場を決めた。

 33年前の83年は、現在楽天の打撃コーチで「ブンブン丸」こと池山隆寛打撃コーチがいた。当時は2回戦からの登場で茨城代表の茨城東に勝利、3回戦で福岡代表の久留米商に敗れた。

 うれしい母校の出場に池山コーチは球団広報を通じて「33年ぶりの甲子園出場おめでとうございます。地元・兵庫県代表として、甲子園を沸かせてください。私は1回しか校歌を歌えなかったので、たくさん校歌を歌えるように頑張ってください」とコメントを発表。

 また楽天の金刃憲人投手も同校出身で「甲子園出場おめでとうございます。(甲子園出場が)信じられないです。竹本監督は僕が3年時に就任した監督で、人生の中でも尊敬する一人です。最後、映像で見ていたのですが、監督が泣いていて。あんな監督見たことないのですごくジーンとして感動しました。甲子園で1勝といわず、優勝を目指して頑張って欲しいです」と熱くコメントした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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