広島福井、7回零封で3か月半ぶり白星「チームの輪の中に入りたい気持ちあった」
「チームのために投げたい気持ちが強かった」
広島の福井優也投手が28日の巨人戦(京セラドーム大阪)で約2か月半ぶりの先発。7回無失点で今季2勝目を挙げた。
初回2死一、二塁、2回2死一、二塁、3回2死二塁と再三のピンチを招いたが、粘りの投球で無失点。8三振を奪い、7回5安打無失点に抑えた。「昨日負けていたので、チームのために投げたい気持ちが強かった。ゲームを作れて良かったです。ゼロで抑えられると思ってなかった。ゲームを作ることが出来て良かった」と振り返った。
5月8日のDeNA戦(マツダスタジアム)以来の1軍登板。チームが首位独走する中で2軍生活が続き、「素直に応援できない自分がいた」という。4月10日の阪神戦(甲子園)以来、3か月半ぶりの白星で2位・巨人と再び10ゲーム差に広げた右腕は、「チームの輪の中に入りたい気持ちがあった。今まで出来てなかったので、これからチームに貢献したいと思います。まだまだこれから」と声を張った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count