広島緒方監督 24安打19失点の記録的大敗に「ファンに申し訳ない結果」
試合後は「こういう日もあるでしょう」と自ら会見を切り上げる
広島は29日、マツダスタジアムで行われたDeNA戦に3-19で大敗した。自身8連勝中だった先発の野村が、今季ワーストの4回8失点で降板。その後はオスカル、14年6月以来の復帰登板となった久本がDeNAの勢いを止められず、5本塁打を含む24安打19失点と記録的な敗戦となった。
緒方監督は「試合に観に来てくれた大勢のファン、こんな試合でも最後まで観てくれたファンに対して、申し訳ない結果になってしまった」と肩を落とした。「明日からもまた、チーム一丸となって戦いたいです」と絞り出すような声で話した指揮官は、「まあ、こういう日もあるでしょう」と報道陣の質問を遮るように、自ら会見を切り上げた。
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大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo