イチロー、レーザーに称賛続々「本当に42歳?」「イチローで走ってはダメ」

「凄まじい送球」「3000安打は忘れよう。いまだに送球できる」

 マーリンズのイチロー外野手は29日(日本時間30日)の本拠地カージナルス戦で「3番・レフト」で先発。メジャー通算3000本安打が迫る中、強肩を披露し、称賛の声が続々と寄せられた。

 1-3で迎えた4回表1死三塁の場面で、G・ガルシアの左翼へ飛球をキャッチしたイチローは本塁にレーザービームを発動。俊足で鳴らす三塁走者ウォンを刺し、追加点を防ぐとマーリンズ・パークは大いに沸いた。

 直後、米メディアや記者はベテラン外野手の好守をツイッターで速報。マーリンズの公式ツイッターは「いまだ健在!イチローは凄まじい送球でコルテン・ウォンを本塁で撃墜!」と賛辞を贈ると、敵地メディアのセントルイス・ディスパッチ紙のデリック・ゴールド記者も「イチローで走ってはいけない。今夜最高の送球が本塁に」と脱帽するコメントを綴った。

 MLB公式サイトのマーリンズの番記者、ジョー・フリサロ記者も「3000安打は忘れよう。イチローはいまだ送球できる。ワオ。ウォンの三塁からの挑戦を余裕で刺す」と絶賛。さらにMLBの情報解析システム「スタッツ・キャスト」は動画でファインプレーを紹介。イチローのレーザービームが時速91・6マイル(約147キロ)という衝撃のスピードを叩き出していたことに触れ、今季自身2番目の送球スピードだったことを伝えている。

 球団公式ツイッターは「この男は本当に42歳なのか?」と最後までイチローの衰え知らずの肩を称えていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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