日ハム、SBと4差 代打・矢野がサヨナラ押し出し死球「恥ずかしいけど…」
今季6度目のサヨナラ勝ち、連敗は2でストップ
日本ハムが30日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で3-2で今季6度目のサヨナラ勝ち。首位・ソフトバンクと4ゲームに縮めた。
同点の9回。中田、レアードの四球、岡の遊撃内野安打などで2死満塁のチャンスを作った。ここで大野に代打・矢野。簡単に2ストライクに追い込まれたが、五十嵐の4球目、ナックルカーブが腰付近に直撃。サヨナラの押し出し死球となり、矢野は痛そうな表情を浮かべながらもガッツポーズを作った。
痛そうなそぶりを見せて、ヒーローインタビューに臨んだ矢野は「ベンチを見たら賢介がめっちゃ笑っていた。恥ずかしいですけど…痛いですけど、体を張りました」と声を張った。
試合は大谷を今季2度目の1番起用。攻撃的オーダーで臨み、2点を追う7回2死二、三塁、岡が千賀から同点の左前2点打。先発の高梨は6回途中2失点。石井、谷元、宮西、マーティンと無失点リレーを見せていた。同点打の岡は「チャンスでつないでくれた。なんとかチャンスをいかしたかった。誰が見ても負けられない試合だった。守備からリズムをつかめた」と笑顔を浮かべた。岡が1軍昇格した6月20日からチームは22勝4敗となった。
チームは連敗を2でストップ。31日は先発予定だった大谷が右手中指負傷の影響で状態が上がらず先発登板を回避。代役として新人・加藤が先発する。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count