オンドルセク、ヤクルト退団時の胸中明かす 「ツイてない日だった」
ヤクルト退団時の胸中明かす、「ツイてない日だった」
昨季ヤクルトに入団したオンドルセクは、セットアッパーとしてリーグ優勝に大きく貢献。今季はクローザーに就任し、30試合登板で3勝1敗11セーブ、防御率2.45と安定した活躍を見せていたが、6月26日の中日戦で首脳陣に暴言を吐いたとして自宅謹慎処分に。その後、謹慎は解除されたが、7月17日に家族とともにアメリカへ帰国し、21日に契約解除。27日には自由契約選手としてNPBから公示され、29日(同30日)にオリオールズがメジャー契約を結んだことを発表していた。
記事では「突然、彼がセントラル・リーグのヤクルトから旅だったことはいくらか不可解である」と指摘。オンドルセクが「物事の運びが面白いね。日本ではちょっとした、いさかいがあったんだ。これが明らかに僕らを決別させた。だから、僕は米国に戻る機会を得た。そしてこの機会を生かしたんだ」と話したことも紹介している。
さらに、右腕は記事の中で「ツイてない日だった。その後、ちょっと腹が立ったけどね。物事が次第に大きくなっていって、彼らは決断したんだ。その時の状況を好ましく思っていなかった。要するにそういうことだよ」と、ヤクルト退団直前の自身の胸中についても明かしたという。
思わぬ形で日本を離れ、メジャーで2年ぶりにキャリアを再スタートさせたオンドルセク。ア・リーグ東地区で優勝争いを繰り広げるオリオールズで、存在感を見せることは出来るだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count