日ハム大谷、「バットで頼む!」に応える同点2ラン 「意味がある」勝利に
首位SBと3ゲーム差、「カードを取れたのは意味がある」
初回に3失点した加藤だったが、大谷の同点弾で生き返ったのか、2回以降は本来のテンポのよい投球を披露。勝ち星こそついてこなかったものの、6回途中7安打3失点。チームの逆転勝ち、11カード連続の勝ち越しを呼び込んだ。
「早い段階で追いつかないといけないと思ってましたし、加藤さんが踏ん張って長い回を投げてくれたのが大きいと思います」
試合後は先発の役目を全うした左腕に感謝した大谷。首位ソフトバンクと3ゲーム差に迫り、「カードを取れたのは意味がある。勝ち越せたのはいい傾向。ソフトバンクには強さを感じる。1試合1試合、落とさずに勝ち抜くことが大事」と意欲を燃やした。新人左腕との約束を果たした充実の逆転勝ちだったに違いない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count