イチローは空振り三振、3000安打へ「2」から9打席連続凡退…マ軍連敗

敵地は前日に続き総立ちも…好機で凡退、5試合連続ノーヒット

 マーリンズのイチロー外野手は2日(日本時間3日)、敵地でのカブス戦に代打で出場し、空振り三振に終わった。メジャー通算2998安打で、史上30人目の3000安打へ残り2本のまま。これで9打席連続ノーヒットとなった。マーリンズは2-3で敗れ、2連敗となった。

 4試合連続ベンチスタートとなったイチローは、チームが1点を返して2点差に迫り、なお無死一、二塁のチャンスで先発フェルナンデスの代打として打席へ。カブスにとってはピンチの場面にもかかわらず、敵地リグレー・フィールドは前日に続いてスタンディングオベーションとなった。

 右腕ストロップに速球で攻められ、カウントは1ボール2ストライクに。4球目は真ん中低めへの84マイル(約135キロ)のスライダー。イチローのバットは空を切り、空振り三振に倒れた。守備にはつかず、そのまま交代した。

 マーリンズはこの回、2点を返すも追いつくことは出来ず、2-3で敗戦。エースのフェルナンデスが登板した試合を落とし、2連敗となった。

 イチローはこれで9打席連続凡退となり、5試合連続ノーヒット。3000安打へ「2」のままで、打率.320となった。マーリンズは3日(同4日)にシカゴでカブスとの3連戦最終戦に臨み、4日(同5日)は休養日。5日(同6日)からはコロラドでロッキーズとの3連戦が組まれている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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