ドジャースのプイグがマイナー降格 チームと移動せず…これまで放出の噂も
デビュー当時は驚異的なプレーでメジャーに衝撃与えるも…
前田健太投手の所属するドジャースが、ヤシエル・プイグ外野手、ロス・ストリップリング投手をマイナーに降格させたとMLB公式サイトが伝えている。ドジャースはトレードでジョシュ・レディック外野手、ジェシー・チャベス投手を獲得。25人枠を空けるために、プイグらをマイナーに送った。
プイグは2012年にキューバから亡命。ドジャースと契約を結ぶと、13年にメジャーデビューを果たし、104試合で打率.319、19本塁打、42打点と活躍。驚異的な身体能力を生かした守備でも圧巻のプレーを続け、新人王投票では同じキューバ出身のホセ・フェルナンデス(マーリンズ)に次ぐ2位に入った。
14年も148試合出場で打率.296、16本塁打、69打点と活躍したが、昨年は負傷の影響もあり、79試合出場で打率.255に終わっていた。今季も81試合に出場していたが、打率.260、7本塁打、34打点と奮わなかった。
記事では、プイグが太ももの故障を抱えていたことや、トレード期限に放出の噂が上がっていたことなどに言及。さらには、もしトレードされずに残留しても、チームが外野手を補強すればマイナーに降格させると、先週末には告げられていたという事実を、代理人の話として伝えている。
ドジャースは2日(同3日)からコロラド遠征に出たが、プイグはチームが移動する飛行機に乗ることを拒み、帯同していなかったと米複数メディアが伝えている。
デビュー当時は数々のプレーでメジャーに衝撃を与えたプイグだったが、4年目にまさかのマイナー降格となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count