ダルビッシュ、新女房ルクロイとの初コンビに大満足「彼を信じただけ」

3被弾はすべてサインに首を振った球「次回はもっと信用する」

 さらに、ダルビッシュがルクロイへの信頼を深める場面があったようだ。地元紙「フォートワース・スターテレグラム」電子版によれば、ダルビッシュが許した3本塁打は、いずれもルクロイのサインに首を振って投げた球だったという。右腕は「ここ(敵地カムデンヤード)はホームランの多い球場で打者有利。気を付けなければいけなかったけど、十分ではなかった」と反省。「次回はより一層(ルクロイを)信頼するべきかもしれない」と話したそうで、新女房のサイン通りに投げずに投げた3球の重みを、黒星という形で思い知らされたようだ。

 一方のルクロイも相性の良さを感じ取ったようで「初回を終えた後で、しっくりハマるようになってきた」と、新天地でのデビュー戦を振り返ったそうだ。

 今季は、この日まで6戦すべてでウィルソンが捕手を務めたが、今後は正捕手の座に就いたルクロイとのコンビが増えることは確実。ワールドシリーズ制覇を目指すチームにとっても、ダルビッシュとルクロイの新コンビが好発進したことは、大きなプラスになったに違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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